ミャンマー 中国。 中国 ミャンマーへの制裁続ける欧米の動きをけん制

ところが、大量に資金が流入した副作用で、同じ時期のミャンマーのインフレ率は平均約5. 2014年に軍事クーデターが起こったタイのように、国民はすんなりと受け入れると踏んでいた。

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欧米諸国が経済制裁を実施していた1980年代後半から2000年代後半までの20年間、いわば「空き家」に近かったミャンマーに急速に進出したのは、中国、インド、タイなどの新興国だった このミャンマー政変が起きた当日、中国外交部の定例記者会見で汪文斌報道官は次のようにコメントした
このあたりのインフラ建設が完成すれば、ミャンマーは、中国がマラッカ海峡を通らずに中東からのエネルギーを安全に輸送するための命綱となり、またインド洋に出るための軍事拠点ともなり得る 抵抗する民主派に対する国軍の弾圧がやまないなか、自国の利益が脅かされているためだ
そう考えると、ミャンマー軍事政権への西側自由社会としての対応は、放置するわけにはいかないが、一方で、単純に非難して制裁を課しても、中国への依存度が高まり、一体化を後押しすることになりかねず、かなり悩ましい とはいえ、それは同時に、ミャンマー全土が内乱に陥ることをも意味し、難民の流出などの形でこれまで以上に周辺地域に影響が拡大することにもなる
現地では国連安全保障理事会で軍政寄りの立場を取っているとして対中感情が悪化 ミャンマー国軍による権力掌握については、ジョー・バイデン米国大統領などをはじめとし、閣僚レベルや政府外交部門が非難したり、懸念を示したりする国もある中、中国としては、非難せず静観する姿勢を維持している()
2月19日、中国の環球時報は「長年に渡り、西側諸国は中国を封じ込めるための戦略的要衝としてミャンマーを利用している」と指摘し、その上で、黒幕説を広めている二つの勢力があると述べています 瑞麗市とミャンマーの国境線は全長約170キロに及ぶ
2007年の抗議活動のリーダーの一人で、現在は国際的に著名な人権運動家であるキン・オンマ氏は3月22日、の取材に「 ミャンマーの実権を握るのが誰かを決めるのは結局、少数民族かもしれない」と述べている だとすると、国際的な批判を意に介さず反対派を押さえ込もうとする国軍には、自分の立場を何がなんでも死守しようとする既得権益層の姿がみえてくる
イレブン電子版などが6日伝えた 88年以前には、中国共産党から物的、人的支援を受けたビルマ共産党との激しい戦闘を国軍は経験している
ここで強い圧力を加えれば、国軍をさらに中国側に押しやることもなるため、先進国は形だけの制裁で様子をみるしかない 中国の権益の核心は、国営石油会社が5割以上出資する石油と天然ガスのパイプラインだ
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